こんにちは、ちむです。
今回のテーマは「今話題のMBTIって何?MBTI徹底解説!」についてです。
今、話題のMBTIをご存知ですか?
MBTIとは、Myers-Briggs Type Indicatorの略称で、
スウェーデンの心理学者カール・ユングの理論に基づいて、アメリカの心理学者のマイヤーズとブリッグスが開発した性格分類システムです。
MBTIでは、人間の性格を以下の4つの二極尺度で分類します。
- 内向性( I ) vs 外向性( E )
- 人と接するのが好きか、一人でいるのが好きか
- 集中力は長時間持続するか
- 刺激を求めるか、静かな環境を好むか
- 感覚( N ) vs 直観( S )
- 現実的な事実を重視するか、可能性を重視するか
- 具体的な情報を大切にするか、抽象的なアイデアを大切にするか
- 経験を通して学ぶことを好むか、理論的な理解を好むか
- 思考( T ) vs 感情( F )
- 論理的に判断するか、感情的に判断するか
- 客観性を重視するか、人間関係を重視するか
- 公平性を重視するか、思いやりを重視するか
- 判断( J ) vs 知覚( P )
- 計画的に行動するか、柔軟に行動するか
- 決断を急ぐか、状況を見守るか
- 締め切りを守るか、最後まで検討し続けるか
これらの質問に対する回答パターンから、自分のMBTIタイプが判断されます。
自己採点テストは手軽に受けられますが、専門家による診断の方が正確です。
自分の性格特性をよく理解した上で、テストの結果を解釈することが大切です。
では、MBTIが注目される理由は一体何なのでしょうか?
MBTIについて解説していきましょう。
MBTIを通してわかること
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自己理解の深化 MBTIを通して自分の性格特性を理解できるようになります。自分の長所や短所、行動傾向などが明確になり、自己理解が深まります。
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対人関係の改善 MBTIタイプの違いを理解することで、他者の行動や考え方の違いを受け入れやすくなります。コミュニケーションの取り方を調整することで、対人関係が改善できます。
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適性の発見 MBTIタイプに応じた得意分野や適性が明らかになります。自分に合った仕事や趣味を見つけやすくなります。
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自己啓発 MBTIの結果を踏まえて、自分の成長点を発見し、自己啓発に役立てることができます。
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人間関係の理解 家族や友人、職場の同僚などのMBTIタイプを理解することで、相手の行動原理が分かり、より良い人間関係を築くことができます。
つまり、MBTIを知ることで自己理解が深まり、対人関係の悩みが改善され、適性の発見や自己啓発にも役立つのが大きな利点といえます。
日常生活や仕事、人間関係などさまざまな場面で活用できる便利なツールなのです。
MBTIってどうやって診断するの?
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自己診断テスト MBTIの公式サイトや心理学関連のサイトで、無料の自己診断テストを受けることができます。質問に答えることで自分のタイプを特定できます。
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専門家による診断 MBTIの資格を持つカウンセラーや心理学の専門家に診断を依頼することも可能です。面談などを通して、より詳細なタイプ分析をしてもらえます。
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行動観察 自分や他人の行動パターンを観察し、MBTIの特徴と照らし合わせることでタイプを判断できます。日頃の会話や意思決定の仕方などから、自分のタイプを把握できます。
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性格特性の理解 MBTIの4つの指標(内向-外向、感覚-直観、思考-感情、判断-知覚)について、自分の性格特性を理解することで、自分のタイプを特定できます。
MBTIは自己理解を深める上で非常に有効なツールですが、
一人で判断するのは難しい場合もあります。
専門家に相談するのがより正確な診断につながります。
自分に合った方法で、MBTIタイプを見つけていくことをおすすめします。
MBTIの基本
4つの二元指標から16通りの性格タイプに分類されます。
【4つの指標】 MBTI には以下の4つの指標があります:
- E - I (Extraversion – Introversion)
- S - N (Sensing – Intuition)
- T - F (Thinking – Feeling)
- J - P (Judging – Perceiving)
次の指標は、人間の注意の向き先を表しています。
このE-Iの指標は、人の行動様式や生活スタイルに大きな影響を与えます。
外向型(Extraversion /E)
・外の世界や他者に注意が向きやすい
・活動的で社交的
・刺激を求める
・他者との交流や活動を通して活力を得る
・人と話すことで元気になる
・新しい経験を求める
・エネルギーを外の世界や他者から得る
・話すことで考えが明確になる
・刺激的な環境を好む
・行動的で活発
・社交的で人と交流するのが好き
・自己主張が強い
・新しいことにチャレンジするのが好き
内向型(Introversion/I)
・自分の内面世界に注意が向きやすい
・内省的で静かで、刺激を避ける
・一人で考え込むことで活力を得る
・慣れ親しんだ環境を好む
【感覚型(S)の特徴】
・現実的で具体的な情報を重視する
・経験に基づいて判断する
・詳細な情報に注目する
・実用的で実践的な問題解決を好む
【直観型(N)の特徴】
・抽象的で概念的
・全体像や可能性に注目する
・直感に基づいて判断する
・創造的で想像力豊か
・柔軟で変化を好む
・未来に焦点を当てる
・抽象的な情報を重視する
例えば、りんごといえば?の問いに
「白雪姫」と答えるようなタイプ。想像力豊かなタイプはこのタイプの人。
このように、感覚型と直観型では、情報の受け取り方や判断の仕方が大きく異なります。
自分がどちらの傾向が強いかを知ることで、自分の性格や行動パターンをより深く理解できるようになります。
【思考型(T)の特徴】
【感情型(F)の特徴】
・主観的で共感的
・人間関係や価値観を重視する
・公平性よりも調和を重視する
・状況に応じて柔軟に対応する
・感情的に判断する
・プロセスを重視する
・感情を表に出す
このように、思考型と感情型では、判断の仕方や価値観が大きく異なります。
自分がどちらの傾向が強いかを知ることで、自分の性格や行動パターンをより深く理解できるようになります。
次の指標は、外部との接し方を表します。
この指標は、個人の生活様式や情報処理方法を表しています。
【判断型(J)の特徴】
・計画的で組織的
・決断力がある
・締め切りを守る
・構造化された生活を好む
・物事を早く決めたがる
・変化を好まない
・完璧主義的
・几帳面で計画通りに物事を進めることを好む
・規則やルールを重視、時間厳守、厳格な印象を与える
・計画的で行動する前に考えるタイプ
【知覚型(P)の特徴】
・柔軟で適応的
・決断を先延ばしにする
・締め切りぎりぎりまで待つ
・自由な生活を好む
・物事を柔軟に捉える
・変化を楽しむ
・柔軟性を重視する
・今思いついたことを今やるのが好き
・計画よりも即効性を重視
このように、判断型と知覚型では、生活スタイルや意思決定の仕方が大きく異なります。
自分がどちらの傾向が強いかを知ることで、自分の性格や行動パターンをより深く理解できるようになります。
まとめ
MBTIには4つの指標(E-I、S-N、T-F、J-P)があり、
4つの二元指標から16通りの性格タイプに分類されます。
この指標に自分の行動パターンを当てはめることによってあなたのタイプを判断します。
あなた自身がどのような特徴があるのかを客観的に知ることによって、
自分の性格特性を理解できるようになります。
自分の長所や短所、行動傾向などが明確になり、自己理解が深まります。
そして、他者の行動や考え方の違いを受け入れやすくなります。
コミュニケーションの取り方を調整することで、対人関係が改善できます。
また、自分に合った仕事や趣味を見つけやすくなります。
MBTIの結果を踏まえて、自分の成長点を発見し、自己啓発に役立てることができます。
家族や友人、職場の同僚などのMBTIタイプを理解することで、相手の行動原理が分かり、より良い人間関係を築くことができます。
つまり、MBTIを知ることで自己理解が深まり、対人関係が改善され、適性の発見や自己啓発にも役立つのが大きな利点といえます。
日常生活や仕事、人間関係などさまざまな場面で活用できる便利なツールなのです。
しかし、MBTIは4つの指標で16通りのタイプに分類するが、
実際の人間は複雑で多様であり、型分けには限界があります。
MBTIの結果から自分の性格を決めつけてしまい、柔軟な成長を阻害する可能性があります。
また、MBTIの理論的背景には心理学的な根拠が十分ではないと指摘されています。
同じ人でも状況によって異なる行動をとることがあり、MBTIの結果は状況に左右されることがあります。
MBTIの質問項目には性別による回答傾向の違いが見られ、バイアスが指摘されています。
MBTIは、企業などで人事管理に利用されることが多く、本来の目的から逸脱している面がある。
このように、MBTIは性格理解の一助にはなるものの、その限界や問題点にも留意する必要があります。
MBTIだけの判断に頼ることはせずに一つの指標として参考してください。