こんにちは、ちむです。
お久しぶりの投稿になってしまったのには、訳があります。
今回は、私が新たなスタートを切った転職での失敗談についてお話ししたいと思います。
皆さんも今の職場よりもっとお給料のいいところに就職したいと思ったり、
本当にやりたいことのために新たにチャレンジしたいと迷っている方などいるのではないでしょうか?
私は、転職に失敗してしまいました。
この経験は誰しも味わうわけではないと思いますので、
この残念な経験が就職活動をしようと思う方や就職活動をされている方のお役に立てればいいなと思います。
転職のきっかけ
転職をしようと思ったきっかけは、
もっと自分の力でお金を稼ぎたい!と思ったこと。
営業のノウハウを身につけて物を販売する力を身につけたいと考えたから。
その中でも基本的に販売価格の高い不動産は、お給料もいいし、わたし自身中古住宅を購入、リフォームをしているのでその経験がお客様のお役に立てるのではないかと考えたからです。
求人広告をたくさん見たし、自分はどうなりたくて自分はどうしたいのか?
この理由を基にこの転職が失敗にならないように
事前にたくさん勉強して、すぐ実務に活かせるように努力しました。
私が営業の仕事を希望するきっかけになったこの一冊。 富豪の教えをわかりやすく丁寧に教えてくれて、私にもできる気になれるそんな勇気をくれた本。 やる気と理由があれば、何でもできる。 あとは自分を信じて行動することだけ。 |
わたしが選んだ転職先とは‥
以前の私は、
植物を育成、販売するという技術職でした。
そこで取得した「造園施工管理技士1級資格」
この資格取得の経験から試験勉強に対する抵抗がなかったため、
難しそうなイメージだった不動産業界に踏み込んでみようという決断をしました。
不動産取引となると実務で必要となる「宅地建物取引士」
合格率はなんと17%ほどと、とても難しい内容です。
実務経験もない私は、テキストを読んでも内容を理解出来ず、
不動産業界といえば金融についての知識はつきものだと考え、
宅建資格の前にFPの資格取得に切り替えて試験勉強を始めて、
FP3級からじゃないと飛び級で資格取得ができないとのことと
FP3級の内容は金融知識はもちろん、宅建にも関係してくる不動産分野の内容も含まれていて、初学で宅建を狙いにいくより、FPを挟むことでより不動産の分野を理解するためにも必要な時間だと思い、FP3級を2週間で取得に成功!!
不動産業界に進もうと考えていたり、宅地建物取引士の資格取得を考えている方にはもちろん、FP3級は生きていく上で必要な金融知識のため、
年金とか保険とか投資とかよくわかってない人とか
人生損したくないとか
自己投資したいけど何していいかわからないという人は
FP3級はすごく自分のためになる資格だと思うし、私はYoutubeの視聴だけで2週間で取得できたのでおすすめの資格でした。
その後、「宅地建物取引士」の資格を本気で取得するために毎日3時間は勉強時間を設け、
休日は朝から寝るまで勉強するという時間を過ごしていました。
そして、新しい職場での初勤務。
新しい経験と環境と勉強の両立はなかなか大変でした。
残業も当たり前に2時間はするし、勤務内容の宿題もある。
帰ってから試験勉強をする時間を作るのは寝不足確定。
それでも、自分でやり切ると決めたからこそ頑張れば自分のためにもなるし、
自分の行動が誰かの活力になることもあると信じて
毎日ルーティンを変えることなく日々を過ごしていました。
私は何の疑いもなく、入社したこの会社でみんなと仲良く
誰かの役に立てる仕事を身につけていくことができると思っていました。
私の必須アイテム!! 単元別に切り離すことができるから持ち運ぶのにも便利!! わかりやすいイラスト付きで大切なことも補足してくれるからすっごく読みやすい。 |
選ぶ会社選びには気をつけよう
しかし、日々仕事をしていると自分の思った通りにはいかないことも起こるものです。
新しいことを始めから上手に出来る訳がない。
もちろん、怒られることだって、迷惑をかけてしまうことだってある。
そんなのは、どの会社にいても当たり前のようにあるはず。
でも、私にはどうしてもわからないことがあった。
私がこの会社を選んだ理由‥
求人広告で企業理念をハッキリ書かれていて素敵だと思った。
応援される会社になりたい、
誰一人も見捨てない、
前向きな言葉を使おう、
求め合うより与え合うそんな仕事をしよう
というような企業目標を掲げていて、
私は、そんな人間になりたいと思っているし、
同じ目標を持って仕事ができるなんてこれ以上幸せな事はないと思いました。
何度もHPを見に行ったし、企業レビューも見たけど、
それくらいは許容範囲です!くらいにしか感じなくて、
実際に仕事してみないとどんな職場なのかはわからないと思っていたので就職が楽しみでした。
就職日当日に社員さんに
「この会社、最悪ですよ」
「もう50人くらい一気に辞めてるんですよ」
「社長がヤバいんです」
わたしは「え‥?」疑心半疑でした。
社訓を宗教のように感じるやる気のない社員たちは目標をウザく感じてしまうのかな?
そんなふうに始めはとらえていました。
しかし、日々仕事をしていると社長のお言葉を尊敬すると共に
「ん?」と疑問に思うことも多くなってきました。
目標を掲げて、いい会社にしようと考えることやそのためにどうしていくことがいいのか?
そこに向けてみんなで切磋琢磨頑張っていく。
そこは、めちゃくちゃ共感していたのですが、
社長は、口で言うこととやることが真逆になってしまう人だったのです。
社長には、メンターがいて、人としてのあり方など、お金をかけて学んでいる人なのですが、
そのメンターの先生の言葉を借りている時はすごくいい言葉を話すのですが、
自分ごとになると
「オメェ」「バカ」「殺してやる」「お前が死んでも悲しまない」など
人として言ってはいけないような言葉を毎日のように何か問題を起こす従業員に言う。
確かに、仕事をしていると怒られることはあると思う。
でも、言っていいことと悪いことはある。
社長という権限を武器に弱いものいじめをしているように思えてきてしまったのです。
そんな中、従業員の子が一生懸命考えてきた企画に対して、
その企画に対して、全否定してきたのです。
企画提案の過程では、
「とりあえず、案を出して何が刺さるかはわからないから考えられることはなんでもやって行こう!」という話だったのに、結局、提案した時点で却下。
しまいには、
「仕事できない奴がいくら考えたところで限度がある!だからみんなで考えろ!と言っているだろう」
と仕事ができないなどと暴言を連発。
そして、その子は泣き出してしまいました。
私は、まだ自分が研修の身であるにも関わらず、
一生懸命頑張っている子に対して、
そんな言葉を余裕で言い放つその社長が許せなくなってしまい、
社長が一人になっているタイミングで話を切り出しました。
「さっきの話なんですけど‥」
「社長は影響力があるので、ひどい言葉を使ってしまうとみんな萎縮してしまう。
自分に対して言われてないにしても、傷つくこともある。
どんなにやる気があってもこれからどんどん活躍できるはずの子がやる気をなくすきっかけになってしまったり、活躍できなくなってしまうことにつながってしまうのでは?」
「社長はネガティブな言葉を口にするとそれを一番聞いているのは自分自身だから
それが自分を作ることになるからいい言葉を使うようにしよう!
と言っているから、そうした方がいいのでは?」
と、物申してしまいました。
この言葉に対して、
「別に私は、そんなつもりで言っていない。私はこういう人間ですから、もしこの発言をしてはいけないなら私は私じゃなくなってしまうから、もう何も話せなくなってしまいます」
と言われ、私の言葉は伝わりませんでした。
この話を他の従業員に話したところ、
「今まで、そんなふうに言ってくれる人はいなかったので嬉しいです!
なのに自分が指摘される側になったら言い訳しか返さないんですね!やっぱり最低ですね!」
入社した日にみんながこの会社は、最悪ですよと言っていた意味が腑に落ちた瞬間でした。
でも、今まで誰も社長にそんなことを言ったことがないのなら
メンターからありがたい言葉をたくさんいただいているのなら
いつか私の言葉も社長に刺さるかもしれないと思い、自分の正義を信じようと思いました。
前職の社長が教えてくれたすごいメンター! 福島正伸さん。 私はこの人の考える思考に惚れて就職したのでこの考えができる人は、成功するんだと思う。 どの本も素晴らしい、この価格でたくさんのことを教えていただけるのはありがたい。
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失敗したと気づいた時
長年、いろんな人と出会い、いろんな経験をしてきたけれど、
こんな人に出会った事ない。
この人、ヤバい人だ。
私が社長に物申してしまった翌日、出勤するや否や早速呼び出し。
‥まさかこんなことになるなんてこの時の私は何もわかっていなかった。
「昨日のことなんですが、全従業員に私の言動に対して意見がある人がいるかどうかを聞きました」
「ん?」
「私の言動に何か不快に感じることがあると答えたものは誰一人としていませんでした」
「ん?」
「だからあなたの私に対して言ってきた言葉は、間違っています。
そして、あなたは何か勘違いをされていますが、今あなたの立場は私に評価される身であるのに自分の立場を弁えず、人の心配をしている暇なんてないでしょう。
昨日の発言で私はもうあなたと契約しません」
”人を変えることが出来ない”
そんなこと恐れ多くて理解している。これを自分自身が理解した上で、
”自分が出来ることで人に何か影響を与えられる人間になりたい”
と日々考え、努力してきた。
共感者だと思っていた。でも、違った。
自分の言動、行動に指摘を受けたら速攻で排除するタイプ。
吐き気を覚えるほど2度と関わりたくない人だと感じた。
私も今までたくさんいろんな経験をしてきたし、
いろんな人と出会ってきたけど、ここまでひどい人と出会ったことはない。
こっちから願い下げ。
「もうあなたにやってもらう仕事はありません。あるとしたらポスティングぐらいですがどうしますか?」
笑顔で挙手して「はい、辞めます」
そして、自分が抱えていた仕事を引き継ぎして、退社。
私の人生で突発でやめるということは、責任感のないこと。
人に迷惑をかけるようなことはしてはいけない。
そう自分に言い聞かせて生きていたのに、今回ばかりはこんな人の下で自分を殺してまで
仕事をする意味なんてないと思った。
私の仕事を引き継いでくれたリーダーは、やめてほしくなかったと泣いてくれた。
”もっと私にできることがあった”と後悔していると話してくれたけど、
私が今回我慢して「もう口答えしません」と自分を偽ったところで
きっとまた我慢できなくなって爆発してしまうことになるのは目に見えている
お客様との成約事例もない今の方がお客様の信用も失わずに済むから
もはや早い時点で辞める決断ができてよかった。
と話すと、
「今まで何十人もの退職者と話してきましたが、皆、無責任に契約途中で辞めることになったりして怒ったこともたくさんありましたが、今回は一番責任感のある辞め方だと思います。あなたの正義は間違っていないです。私もあなたの立場ならきっと同じ選択をしたと思います。私も社長の言い方、言葉、考え方に共感できないことたくさんあります。でも、もう長く一緒にやっていると恩や感謝もあるのでそう簡単に辞めることができないのです」
「ごめんなさい。皆さんが我慢していることを簡単に口走ってしまって。結局、臭い物に蓋をされて辞めさせられてしまう結果になって何もできず、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。」
そして、会社を後にしました。
転職活動で注意するべきこと
実際、私もわかりません。
でも、一つ言えるのは求人で謳っていることは全て真実ではないということ。
自分がやりたいようにしたいならやはり起業しかないのかもしれない。
いつかわたしは自分の手でみんなが楽しく仕事をできる会社を起業したいと思う。
みんなを家族のように思い、みんなで力を合わせて、たくさんの人を幸せにできる
そんな仕事がしたい。
うるせー黙ってろ!みたいに人権のないようなことを言ったり、
人を見て人を虐めるようなそんな会社では、
誰のためにもならないと思う。
転職しようと考えている人には、私のような失敗をしてほしくない。
入社前にぜひ、面接だけではなく会社の雰囲気をぜひ見てほしいと思います。
会社の雰囲気を知ることはすごく大切です。
私は、面接だけでどんな雰囲気なのかを知らずに入社してしまったので、
和気藹々とみんなが仕事をしているのかを見ることは必要かと思います。
HPや起業レビューも大切ですが、HPに関してはいいことしか書いてないし、
レビューに関してはどんな人がコメントしているのかわわからないので
実際に見てみる他ないと思います。
面接の時もいいことしか言わないですから、
選ばられる側ではなく、こちらが選ぶ側になることが大切です。
一度入社してしまったから、
こんな会社だけどもう辞めることはできないなどと
自分の人生を諦めずにポジティブに生きてほしいと思います。
私が選んだ今回の就職先は失敗してしまいましたが、
この入社のおかげで得られた経験もたくさんありました。
どのように話すと伝わるのか?
どのようにアピールするべきなのか?
営業としてやるべきこととは何か?
まだまだ経験したいことはたくさんありましたが、
今回の退職を機に新たな出会いもありました。
自分を取り巻く運命はどんなふうに移り変わるのかは誰にもわかりません。
一つ言えることは、自分を信じて行動すること。
行動しないと何の変化も訪れない。
新しく就職することになった先は、会社の雰囲気を見させていただいて、
自分のやりたい営業のお仕事。
誰かのお手伝いをして、役に立って、家族のように仲良くなりたい私にはこれ以上ないお仕事だと思っています。
今度こそ、うまくいきますように願いながら、お仕事を頑張っていきたいと思います。
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まとめ
仕事を探す時は、求人だけではなく、HPや起業レビューも参照しよう。
でも、いいことばかり書いてあることが多いため、
面接時に会社の中を見てみたいと尋ねてみるべき。
人がいない、楽しくなさそう、空気が重いなど自分がここで働いていけるのか?を
想像できるかが大切です。
人がいないということは、離職者が多いということに繋がるので要注意です。
自分がやりたいことを明確にしておくことで、多少の嫌なことなら我慢できるけど、
これだけは譲れないものは持っておくべき。
我慢は、今後の人生に悪影響になる可能性が高くなる。
人生は、たった一度きり。
あなたの人生はあなたが決めていい。
誰かに指図されるものでも投げやりになって決めるものでもない。
失敗だってあるさ、
でも、その失敗を失敗で終わらせるのではなく、
時間がかかっても成功に変えていけばいいだけ。
諦めない限り、必ず成功に繋がるから、
前に進もう!!
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