こんにちはchimです。
今回のテーマは「本」です。
皆さんは、人と話すときに「あれ?伝わってない?」と感じたことや
会話を途切れないようにと、昨日みたTVの話題をなんとなく話をして
「結局、それは何が言いたいの?」と会話が弾まないと感じたことや
相手の話を聞いていて、
聞いてるのに気づいたらアドバイスをしようと考えながら話を聞いていた
なんてことはないですか?
はい、私はあります。
人と話すことが好きで、よくお友達や同僚の相談に乗ることがあるのですが、
「そんなふうにアドバイスしてくれる人なかなかいないよ。」
「ありがとう。悩んでることが解決できそうだよ。」
などとお友達や同僚からはアドバイザーが向いていると言われ、
「ぜひアドバイザーになって困っている人を助けてあげてほしい」
なんて言われて、
その気になって困っている人の助けになるようなブログを書き始めた私は
先日、本屋さんでブログのテーマの参考になればと、とある本を手に取りました。
それは、「頭のいい人が話す前に考えていること」
という48万部も売り上げている人気書籍です。
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私は決して頭は良くありません。
だけど、自分がやることに対してはうまくいく自信があるし、
人より器用にこなすことができるし、
容量もいいほうだと思っています。
この本を手に取ったのも頭は良くないけれど、
きっとそんな自分を肯定するような内容が書いてあるのではないかと思っていたのです。
しかし、この本に書いてあったのは肯定とは違い、
自分がこうするべきだと信じてきた会話術を完全に否定するものでした。
しかし、
私は肯定して欲しかったわけではないことに読み進めていくうちに気づいたのです。
わたしは決して頭は良くないのですが、
頭が悪いように演出していた部分もありました。
なぜかというと若いうちはバカな方が可愛がられたし、
バカなふりをして教えてもらうほうが周りとの関係がうまくいっていたのです。
しかし、日々年齢を重ねると許されていたことが許されなくなったり、
後輩への指導もバカでは聞いてもらえません。
人間関係は、信頼がものをいいます。
信頼されているか、されていないかで生きやすさは天と地ほど差があります。
若いうちは、気にもしなかったことを
大人になるにつれて言葉の選び方ひとつ、
話し始めるタイミングや話す場所。
何をとっても、いちいち考えてからでないと
自分が思うような結果を生むことはできないのです。
コミュニケーションはこうするべきと自分流に考えて行動してきましたが、
うまくいく時もいかない時もありました。
それは、根本がわかっていなかったのだとこの本を読んで教えられました。
なぜ、私の声が届かない時があるのか?
わたしに不足があることを教えてくれ、
どうするべきなのかをわかりやすく教えてくれる内容でした。
コミニュケーション、ビジネス本とのことですが、
どんな場面でも会話は必要なことです。
私が衝撃を受けたのは、
話を聞くということの奥深さ。
なにも考えないで、ただ会話をしているだけだったら
聞くという本当の意味には気づけなかったでしょう。
私たちは、きっと話を聞いているふりをしているのです。
都合よく解釈して理解したつもりになっている。
会話をしている中で、「ん?」と感じたこと
この人、話を聞いてくれていないと感じること
会話をしている中で、相手から学ぼうと聞いているのではなく、自己中心的になっていただけだったということ
この本に出会ったおかげで
自分に足りないコミュニケーション術を学べました。
丁寧なコミュニケーションとは相手の本心を見抜き、思考を掘り下げる。
簡単にアドバイスはしない
私の教訓になった言葉です。
この本を読んで「よかった」「面白かった」で終わらせず、
読み終わった後に自分の言葉でまとめること。
教わったことや心が動いたことをメモに書くことを習慣にする。
とありました。
つい、曖昧になってしまっている日頃のhow to〜がしっかり言語化してあり、
これが私の知りたかったこと!!
と大切な気付きをくれる一冊です。
心から皆さんに読んで欲しいと思う一冊です。
会話をしているとなぜか置いて行かれているような気持ちになる。
思うように自分の伝えたいことが伝わらない など
そんなふうに感じてしまうなら、読んでみるべき一冊です
頭のいい人は得をしています。
もうバカのふりはやめて頭にいい人になって得する人になりましょう。
本を読むことは
自分で経験を積んで学ぶよりもより効率的に学ぶことのできるツールです。
この本は、数ある本の中でも読んだ方がいい一冊です。
興味がある方はぜひ、一度読んでみてください。
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