春のイタズラな風がスカートを揺らす
バッチリ決めてきた前髪が思いもよらない乱れ方をする
困惑した私を不意に見つめる君と目が合う
君に会いたくて、
時間をかけて可愛くしてきたのに
この風は私の可愛さを半減させる
そのはずなのに
君が笑っている
私と目を合わせて微笑んでいる
照れ笑いしながら、
この風の強さに戸惑っている
桜の花びらが私の代わりに踊っている
君と近づきたいと思っていた願いがほんの少し叶った瞬間
君の笑顔は最高の宝物
何もない私をこんなに幸せにしてくれる君の存在
大好きだなんていえないけれど
心の中では、いつも君が溢れている
無邪気な君も
急に真面目になる君も
どんな君でも私には輝いて見える
いつかとなりを歩きたい
ありがとう、
君という存在が私を突き動かす
どんな状況でも君がいるから
私はこんなに幸せになれるの
君からの着信に心がドキドキして
心地いいその声を聞くだけで
ほっとする
安心するその優しい声に
どんなに時が経っても心が言う
「この人が運命の人なんだ」って・・
この一瞬、一瞬を大切にしたいと
胸に刻む
当たり前じゃないこの幸せな日々を
当たり前じゃないこのひとときを
慌ただしく過ごす毎日の中で忘れないように
幸せって何？
君にとって私はどんな存在？
大切と大事って何が違うの？
友達以上には慣れないのかな？
欲張りな私は、また君が欲しくなってしまう
春の風を感じるたび、君を思う
君に恋焦がれた季節
どこにいても君を探すことができる能力が私にはある
何も無かったわたしに色をつけてくれたのは君でした。
いつまでも私は
君を感じるこの季節がくるたび
君を思い出す
私はさくら色に恋をする
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